世界史は小難しい受験科目。そう思い込んではいませんか。いいえ、きっとそんなことない。
難しそうな世界史だって、ひとりひとりの人間の営みの積み重ね。その奥にはドラマがあります。映画を通して世界史を学んでみましょう。呪文にしか思えない横文字だって、親近感がわいて覚えやすくなるかも?
みなさん、最近何してますか?家でゴロゴロ?昼夜逆転生活?
巷では「この期間に勉強した人間が人生に勝利する」なんて言われております。
というわけで、今日も映画を見つつ、世界史を勉強する。究極の二刀流でコロナが終息した後の世界に挑む準備をしよう。
今日取り扱う映画はスタンリー・キューブリック監督作『バリー・リンドン』。
ヨーロッパがお互いの国への欲望を剥き出しにし、戦争を繰り返す18世紀に、1人の地味な男が栄光を手にし、欲望のために破滅していく姿を淡々と描いた作品である。