I’m back. Omatase. 

タグ: デイミアン・チャゼル

(C)2013 WHIPLASH, LLC. All Rights Reserved. 弱気そうなのに文字通り死ぬほどの気迫を持っているドラム奏者のニーマン、10辛レベルのバイオレンスを振り回しながらも単なる記号ではなく人間としてそこに存在した鬼教官フレッチャー。ふたりを演じたマイルズ・テラーと J・K・シモンズの尽力も並々ならないものです。 音楽と映像がバキバキに相互作用しながらそれがストーリーにも絡みあって物語を装飾・前進させていたことは言うまでもなく、一級品の素材を集めて、もっとも効果的に配置したデイミアン・チャゼルとは一体何者…

異様な速さで出世した天才・デイミアン・チャゼルの新作ときいて、見逃さないわけにはいきませんが、今回もまた変な映画を作ったものだなと感心します。 『ラ・ラ・ランド』は好きだったけど、『セッション』は痛々しくて見ていられない。あるいは逆に『セッション』は何度も何度も見返してきたけど、『ラ・ラ・ランド』の甘ったるさが耐えられない——というような人は少なくないのではないでしょうか。 僕もそのひとりでした。この記事は、3時間もかけてハリウッドの栄枯盛衰を描いてそれが結局何なの? という核心を捉えるために書いたものですが、『バビロン』の真の主題が…

Twitter あります