> Amazon prime でプリティ・ウーマン (字幕版) を観る < 男「いつもよりお店の営業時間も短いことだし、そろそろお会計にしようか」 女「そうだね!お会計……いくらかな?」 男女2人がご飯に行った際の光景。この後男性が女性の分のご飯代もまとめて支払うのがだいたいお決まりの展開だ。しかし、その時の自分たちは何を考えていただろうか。思い出してみてほしい。 この瞬間、これからの2人の展開を左右するような男女の駆け引きが繰り広げられてはいなかっただろうか。 「奢る」そして「奢られる」。男女の関係を左…
Minamiの書いた記事
「あなたの趣味はなんですか?」
「私の趣味は映画を見ることです」
私にとって初めて会話する人との定番のやりとりだ。映画を見ることは面白い。当たり前だ。もちろん作品それぞれによって好みの差があったり、退屈に感じる作品もあるが基本的に全体として映画鑑賞という行為は楽しく、毎度ワクワクする。
でも時々フッと糸が切れたように映画を見る気が起きない時期がやってくる。映画を見ていることが当たり前になりすぎて、映画一本一本に対してのめり込むような感動や心からの「面白い」という感情を自分は本当に持っているのかわからなくなる。
え?? 本当に私って映画好きなの???
この文章は過去の私が抱いた映画に対する「面白い」という感情に真っ向から向き合い、「映画が好きな私」を取り戻す文章である。
数年人生というものを歩んでいると、これはどうにもならない!な問題に出逢うことがある。
いきなり暴動に巻き込まれ、お母さんが殺されてしまった。知らず知らずのうちに悪い人の懐に取り込まれいきなり眼球を潰されてしまった。
そこまでハードモードではなくても、何かしら人生で「自分の力ではどうにもならなかった!」な不幸が押し寄せてくることは…誰にでもある。
そしてそれを時として人は「運命」と呼ぶ。
世界史は小難しい受験科目。そう思い込んではいませんか。いいえ、きっとそんなことない。
難しそうな世界史だって、ひとりひとりの人間の営みの積み重ね。その奥にはドラマがあります。映画を通して世界史を学んでみましょう。呪文にしか思えない横文字だって、親近感がわいて覚えやすくなるかも?
みなさん、最近何してますか?家でゴロゴロ?昼夜逆転生活?
巷では「この期間に勉強した人間が人生に勝利する」なんて言われております。
というわけで、今日も映画を見つつ、世界史を勉強する。究極の二刀流でコロナが終息した後の世界に挑む準備をしよう。
今日取り扱う映画はスタンリー・キューブリック監督作『バリー・リンドン』。
ヨーロッパがお互いの国への欲望を剥き出しにし、戦争を繰り返す18世紀に、1人の地味な男が栄光を手にし、欲望のために破滅していく姿を淡々と描いた作品である。