I’m back. Omatase. 

タグ: 10年代

(C)2013 WHIPLASH, LLC. All Rights Reserved. 弱気そうなのに文字通り死ぬほどの気迫を持っているドラム奏者のニーマン、10辛レベルのバイオレンスを振り回しながらも単なる記号ではなく人間としてそこに存在した鬼教官フレッチャー。ふたりを演じたマイルズ・テラーと J・K・シモンズの尽力も並々ならないものです。 音楽と映像がバキバキに相互作用しながらそれがストーリーにも絡みあって物語を装飾・前進させていたことは言うまでもなく、一級品の素材を集めて、もっとも効果的に配置したデイミアン・チャゼルとは一体何者…

2019.07.01 / / コラム
2019.06.30 / / 特集

長かった戦いが、ようやく終わった。2008年から11年間続いたMCUは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でようやく大きなひと区切りがつきました。10年。それは一言で片付けるにはあまりにも長過ぎる時間です。

この10年、色々ありましたね。思い浮かべてみてください。個人的なことでも構いません。たとえば、いま手に持っているそのスマホは、まだ二つ折りのガラケーだったのではないでしょうか?あのトニー・スタークもまた例外ではなく、1作目の『アイアンマン』(2008)では「スタイリッシュな」ガラケーを使いこなしています。世界的大企業の社長であり、自身もエンジニアであるとうい設定のキャラの持つ端末ですら……!

そんな時代からMCUはスタートしました。本当に本当に長い時間が経ったのだなと改めて実感します。

ちなみに筆者はといえばまだ14歳の中学2年生で、たったの4GBのウォークマンでPerfume を繰り返し繰り返し聴いていました。日本は民主党政権になるちょっと前。

要するに、技術から政治から経済まで、何から何まで大きく変わったということです。ここで、改めてこれまでを振り返ってみましょう。10年前には見えていなかったことだって、今はもう見通せるかもしれません。

Twitter あります