作者別: 安尾日向

卒論書かなきゃ……

キュウソネコカミは高らかに歌ってくれた。

ヤンキーこわい
ヤーンキーこーわいー

「DQNなりたい、40代で死にたい」

ヤンキー=DQNという図式はいかがなものかと思うけど、フェスでみんなで大きな声で、「ヤーンキーこーわいー」と叫び歌うのはさぞ気持ちがスッとするだろう。なぜって、僕はヤンキーじゃないから。ヤンキーにはなり得なかったから。

これもマスト?あれもマスト?

 世の中にはコンテンツの品数が多すぎる。

 どんなカルチャーを食べてよいかわからないと悩まないよう、フラスコ飯店が食べ合わせの良い「定食」を自信をもってご提案いたしましょう。ひとつのテーマに沿って映画・書籍・音楽……などなど媒体を横断した鑑賞セットを考案します。

今回のテーマは「記憶」。記憶は記憶でも、九九の暗記などの単純な記憶力の話ではなく、「誰かの存在を覚えていること、思い出すこと」に焦点を当てます。さらに今回は、「記憶」をモチーフにした作品の中でも、日常のとりとめのない場面に記憶の焦点を当てていたり、時間を超えた記憶を描いている3作品をセレクトしました。

「あなた」のことを覚えている。だからこそ「わたし」はここにいる。

あなたとわたしの「記憶」定食、召し上がれ。

お品書き

・小説『図書室』
・漫画『不滅のあなたへ』
・映画『A GHOST STORY』

あなたのもとに、あるツイートが流れてきました。

あなたは当然「ひどい」と思います。リプライ欄にも同情的なツイートや歩きタバコに対する怒りのツイートが並び、さらには専門家らしき人が詳細に対処法を教えているものもありました。

あなたはこんなひどいことが二度と繰り返されないためにも、そのツイートのリツイートボタンを押しました。

後日、また別のツイートが流れてきました。

それは前にあなたがリツイートした【悲報】ツイートが、全くの嘘だということを告発しています。

「えっ、あれ嘘だったの??!」

しかも元の画像は、むしろほのぼのしたエピソードでした。

あの【悲報】ツイートを見たときに抱いた同情が、一気に腹立たしさに変わるのを感じます。無理もありません。あのツイートの主は、全く事実でないことをでっち上げて、多くの人を騙したわけですから。あなたは自分がデマを拡散してしまったことに気づき、それを訂正するためにも、告発ツイートのリツイートボタンを押しました。