I’m back. Omatase. 

カテゴリー: コラム

2020.02.07 / / コラム

ぼくはタバコをやめられない。

友人や家族から煙たがられている事はわかっている。だけどやめられないのだ。

何度も禁煙にトライしたことはあるのだけど、結局さっきも起き抜けに一服。換気扇の回るキッチンに立ち大好きな時間を過ごした。

人に嫌がられ、身体を脅かし、それでも尚快楽の為に金を払ってタバコを吸う。

「おれは一体、何をやってんだろう……」

『ボージャックホースマン』というアニメシリーズの主人公の馬「ボージャック」が作中繰り返し呟くそんな台詞が頭の中で自分とリンクする。

2020.01.06 / / コラム

あなたは映画を観るとき何を期待しますか?

ぼくが映画に期待するものは心躍るようなのエンタメ性や、思いっきり泣けるドラマ性、そして時に自分自身の人生観を変えてくれるような体験を求めて映画を観る。つまり、「有意義な時間」を過ごすために映画を選び、鑑賞するのだ。

しかし、世の中には「B級映画」と呼ばれるような最低で無価値な時間を過ごす為の映画も存在する。しかもそれらの映画を “わざと”作るような監督たちがいるのだからこれはほっておけない!

ぼくは一体何度『マーズ・アタック!』という映画に「最低な時間」を捧げてきただろうか。敢えてこう呼ぼう。『マーズ・アタック!』はクソ映画だ。何度見てもやっぱりそう思う。けれども何度も観てしまう。

ただ、「何も得るものがない “のに” 観てしまう」のではなく「何も得るものがない “から” 観てしまう」のだ。この感覚わかっていただけるだろうか。それは最早快感であり、「有意義な時間」を自ら捨ててまで、その「最低な時間」を過ごしたいのだ。

服が多い。何しろ服が多い。クローゼットを突っ張り棒で拡張してもダメ。加速度的に服が増えていく状況の中で、ハライチの岩井は自身と愛猫モネの棲家であるメゾネット(1階と2階があるおしゃれな庭付きの家。1階に居ることもできるし2階に居ることもできる)の壁面にワイヤーを張り、服を吊るすことを思いついた。

女性の生理をポップに擬人化し、多くの共感を呼んだ小山健の短編コミック「生理ちゃん」が、二階堂ふみ主演で実写映画化されました。

今回の記事では、正しい性に関する情報を伝えるメディアCLARAの運営スタッフであるイケハラキョウカさんに話を伺います。『生理ちゃん』と生理について、詳しく実例を交えて教えてもらいました。

ちょっと前の話、2019年9月18日にPerfumeのメジャー以降の楽曲がサブスク解禁となった。CD音源を持っていても、こういうニュースが入るとわざわざ配信で改めて数々の名曲を聴き直したくなる。新たな媒体でリリースされる意味はそういうところにもある(と思う。) さて、件の『キミの好きそうな映画』とは3rdアルバム『JPN』の4曲目 “ナチュラルに恋して”の歌詞の一部。前後しっかり抜粋するとこうだ。 キミの好きそうな映画 / がんばって横で観るけど ちょっと 眠たい / 肩を借りて眠る ぼけっと聞いてると「あら素敵」なんてスルーしがちだ…

数分後に、ハイタッチをする予定が入った。突如として入った。知らない人間と、にこにこして、ハイタッチを、成功させなければならない。心臓が高鳴って、アフリカの民族音楽みたいなビートを刻み始めた。自分の中でマサイ族のみんなが火を囲んで飛んでいる。やめてください、ここは祝祭の会場には好ましくないんです。

「本当は甘いコーヒーが飲みたいのに、レジの店員さんに格好悪いと思われるのが嫌だから、飲みたくもないブラックコーヒーを買って、いつも後悔するんです」

飛ぶ鳥を落として焼いて食べるくらいの勢いで活躍しているお笑いコンビ、宮下草薙の草薙くんが、何かの番組でそんなことを言っていた。痛いほどに分かる。

趣味嗜好を人に暴くのは心の底から恐ろしい。「そういう人間なんだ」と一度思われたら、その引力からは二度と逃れられないような気がする。

自意識はオーバードライブするとどんどん悪い方向に働く。誰もそんなことは思わないはずなのに、自意識自身が「あなたは甘いコーヒーを買う人間なんですね、ははあ」と嘲笑する店員を自分の中に作り出してしまうのである。

2019.08.01 / / コラム

かぽーん。いいよね、銭湯。サウナも。

泊まりの仕事のとき、僕は大抵はカプセルホテルを使います。完全夜型の僕なんて、どうせ宿をとっても寝れないんだし、それならいっそお風呂にお金を使おう。中途半端なビジネスホテルの宿なんかよりよっぽど豪華なお風呂にはいれる。しかも安い。そういう理屈です。

しかしながら、僕みたいな自意識過剰な小心者にはカプセルホテルの利用ですら、ある種の死闘なのです。

2019.07.01 / / コラム

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